
今と未来を笑顔で過ごすための
学生の歯列矯正
歯並びは、乳歯から永久歯に生え替わる小学校高学年頃から、中学生にかけて徐々に完成していきます。この時期に上下の歯の位置や噛み合わせがある程度決まり、それ以降は大きく変わることはありません。
つまり、中学生・高校生・大学生の皆さんが今、歯並びに違和感や悩みを抱えているとしたら、何もしないまま大人になると、その歯並びでずっと過ごすことになる可能性が高いのです。
「前歯が出ているのが気になる」「噛み合わせが悪くて食事がしにくい」など、歯並びに関するお悩みは人それぞれです。こうした理由から、「今すぐにでも矯正治療を始めたい」というお気持ちを持つ方は少なくありません。
しかしその一方で、「矯正装置をつけていることを友人やまわりの人に知られたくない」「見た目が気になるから矯正には踏み出しにくい」といった声もよく耳にします。特に思春期は外見に敏感な時期でもあり、このような葛藤を抱える方が多いのも事実です。
そんな方にも安心して治療を受けていただけるよう、当院では目立ちにくい矯正装置や、裏側矯正といった見た目に配慮した治療方法もご用意しております。
また、学生のうちに矯正を始めるメリットは多く、成長期の骨の柔らかさを活かして歯が動きやすく、表側矯正であれば1〜2年程度の比較的短期間で治療を終えられることもあります。
実際に、星ヶ丘矯正歯科では、中学・高校受験が終わったタイミングや、新しい大学生活のスタート、あるいは名古屋に引っ越してきたきっかけに、矯正治療を始める学生さんがたくさんいらっしゃいます。
学生時代というかけがえのない時間を笑顔で過ごしていただけるようサポートすると同時に、大人になってからも自信を持って笑える歯並びを目指した治療を心がけています。
このようなお悩みを
矯正治療で解消できます
歯並びの種類は十人十色です。次のようなお悩みを抱えている方や、複合的に問題を抱えている方も、歯列矯正によって症状を改善することができるケースがございます。
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上顎前突(出っ歯)
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下顎前突(受け口・しゃくれ)
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叢生(八重歯・がちゃ歯)
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開咬(前歯が噛まない状態)
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空隙歯列(すきっ歯)
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交叉咬合(噛み合わせが反対)
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過蓋咬合(噛み合わせが深い)
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口ゴボ(上顎前突・上下顎前突)
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ガミースマイル(笑うと歯ぐきが見える)
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顎変形症
歯並び改善の他にも
歯列矯正で様々なお悩みを解消できます
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顎周りの筋肉の
負担が
軽減され
顔の輪郭が整う -
顎周りの
骨格が整う -
口腔環境が
改善され
口臭軽減
につながる -
歯周病の
リスクが低下する -
滑舌が改善され
発音が綺麗になる
学生時代に歯列矯正を行うメリット

歯列矯正は大人になってからでも始めることができますが、年齢とともに顎の骨や歯ぐきの柔軟性が少なくなり、歯が動きにくくなってしまいます。そのため、矯正を始める時期が遅くなるほど、治療期間も長くなる傾向があります。
さらに、学生のうちに矯正治療を終えておくことで、きれいな歯並びや口元を保つ意識が自然と身に付き、将来的な虫歯や歯周病の予防にもつながります。そのため、矯正は学生の間に始めるのがおすすめです。
当院の矯正検査では、歯を三次元スキャンし、診断時には3Dシミュレーションを使って歯の動きの予測をご覧いただけます。口頭での説明よりも、パソコン画面で視覚的に確認できることで、よりイメージがつかみやすくなっています。
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矯正期間を短縮できる
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時間がありクリニックに通いやすい
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歯並びや滑舌のコンプレックスを解消できる
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歯磨きしやすく虫歯予防にもなる

受験時期を考慮した歯列矯正
高校受験や大学受験の時期は、歯列矯正による締め付け感や痛みが受験勉強の妨げとなるおそれがあります。そのため、星ヶ丘矯正歯科では、入試時期の1〜2月は歯列矯正の調整を一旦ストップし、3月から再開するようご提案しています。
なお、その分矯正期間が伸びてしまうため、受験時期までに歯列矯正が完了するよう中学1年生や高校1年生から通い始めていただくことをおすすめします。
高校1年前期から始めた場合


学校帰りに通える矯正歯科
歯列矯正は年単位で通い続けなければならないため、星ヶ丘矯正歯科は、患者様が通いやすいよう星ヶ丘駅から徒歩1分の位置に設立しました。
毎回の矯正器具の調整は、短時間で済ませることができるよう努めており、矯正を無理なく続けることができます。
近隣学校からのアクセス
治療例
初診時年齢 | 15才2ヶ月 |
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主訴・歯並び | 前歯が出ている |
治療費 | 913,000円(税込) |
治療期間 | 1年3ヶ月 |
治療内容 | 表側矯正装置/上下4本抜歯/アンカースクリュー |
副作用・リスク | ブラッシング不良によるカリエスリスク、歯肉退縮、歯根吸収、歯の間に三角の隙間ができることがあります |








年齢別の矯正治療の選択肢
小学生・中学生・高校生・大学生と、成長フェーズによって適切な矯正方法や注意点は異なります。
星ヶ丘矯正歯科では、歯列矯正の専門家として15年以上の経験を持つ医師が一人ひとりに向き合って治療方法をご提案します。
小学生
小学生は、乳歯と永久歯が入り混じり、生え替わりが行われる時期です。
低学年と高学年で使用する矯正器具や注意点が異なるため、個人の成長や顎の大きさ、歯の生え方に応じて治療を行います。
「小学生が矯正しても意味がないのでは?」と思われるかもしれませんが、小学生のうちから矯正を行うことで、骨格的なズレを根本的に解決する土台づくりを行うことができます。
歯並びや噛み合わせが気になる場合はご相談ください。
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取り外しタイプの矯正
乳歯が残っている場合の歯列矯正(一期治療)では、基本的には、プラスチックで作られた床(しょう)を用いて歯列矯正を行います。
顎の骨や歯列の幅を広げることができるマウスピース(入れ歯)のような形の装置で、着脱することができます。 -
表側矯正(マルチブラケット装置)
永久歯が生え揃ってから始める歯列矯正(二期治療)では、歯の表面にワイヤーを付ける表側矯正を行うことが一般的です。
まだ完全に生え変わっていない場合は、基本的には大人の歯のみに矯正器具を付け、歯の傾きを治療します。
中学生
中学生は、永久歯への生え変わりが終わっていますが、顎の骨は成長途中の可能性があるため、治療の開始時期を見極める必要があります。
なお、永久歯の先天的な欠如により乳歯が残るケースや、永久歯が埋伏状態で乳歯が残るケースがあるため、このような場合は精密検査を行い、経過観察した上で歯列矯正を実施していきます。
友人関係や部活動など、これから学校生活を送る上で歯列矯正がご本人の枷にならないよう、心から納得いただいた上で治療を開始します。
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表側矯正(マルチブラケット装置)
歯の表側に付けるマルチブラケット装置というワイヤーを活用した矯正方法で、矯正の精度が高いことがメリットです。
矯正器具の細かな調整が容易なため、テスト期間など大事な場面で痛みが集中を妨げる場合も、すぐに調整して緩和することができます。 -
マウスピース矯正(インビザライン)
透明なマウスピースを1日22時間以上装着する矯正方法で、矯正器具を着脱することができます。
しかし、難しい症例には対応できず、ワイヤーのようにその場で調整することができないというデメリットがあります。
学校で昼食時にマウスピースを外して歯磨きすることがストレスになることも多く、基本的には表側矯正をおすすめしています。
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中学生が抜歯する必要性
健康な永久歯の抜歯は悪いことのように思われがちですが、歯列に十分なスペースがない場合は抜歯しなければ歯列が整うことはありません。
中学生の場合、顎の成長を鑑みてメリットが大きいと判断した場合に抜歯します。
もちろん、歯列に十分なスペースがあれば不用意に抜歯することはありませんのでご安心ください。 -
口腔衛生のケア
勉強や部活で忙しくなる中学生は、親御さんの管理からある程度自由になって生活環境が変化することから、口腔衛生状態が悪くなりやすい傾向にあります。
歯列矯正中に虫歯を発症すると、一旦中止して虫歯治療を行わなければならず、矯正期間が伸びてしまいます。
そのため星ヶ丘矯正歯科では、衛生状態を清潔に保つことができるよう、歯列矯正中のセルフケア方法を伝え、クリニックでの定期的なケアを行っています。
高校生・大学生
高校生になると成長がほぼ止まり、顎と歯のバランスがその後変わることはありません。
そのため、高校生・大学生は大人と同様の矯正方法を選択することができます。
ただし、高校生以上になると親知らずの存在を考慮しなければなりません。
親知らずが歯列矯正に多大な悪影響を与える場合は、早い段階で抜歯する必要がある一方で、親知らずを利用して歯列矯正の治療計画を立てることもあり、状況に応じて柔軟に対応していきます。
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表側矯正(マルチブラケット装置)
歯の表側に付けるマルチブラケット装置というワイヤーを活用した矯正方法で、矯正の精度が高いことがメリットです。
矯正器具の細かな調整が容易なため、テスト期間など大事な場面で痛みが集中を妨げる場合も、すぐに調整して緩和することができます。 -
裏側矯正(リンガルブラケット装置)
歯の裏側に付けるリンガルブラケット装置というワイヤーを活用した矯正方法で、矯正中に矯正器具が見えないことがメリットです。
表側矯正と同様の精度と矯正期間で歯列矯正を行うことができ、周囲の目が気になり出す高校生におすすめです。 -
マウスピース矯正(インビザライン)
透明なマウスピースを1日22時間以上装着する矯正方法で、矯正器具を着脱することができます。
しかし、難しい症例には対応できず、ワイヤーのようにその場での調整することができないというデメリットがあります。
学校で昼食時にマウスピースを外して歯磨きすることがストレスになることも多く、基本的には表側・裏側矯正をおすすめしています。
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部活を考慮した歯列矯正
表側矯正の場合、柔道や空手、球技などで手やボールが口に当たった際に口内が傷つく可能性があります。また、楽器演奏を行う場合、矯正装置と楽器が当たって思うように音が出ない場合があります。
星ヶ丘矯正歯科では、矯正器具が部活やサークル活動の妨げとならないよう裏側矯正での微調整に対応しており、学生が歯列矯正を行いながら全力で部活に取り組めるようサポートしています。

料金
Price内容 | 料金(税込) |
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カウンセリング・初診相談 | 3,300円(未成年無料) |
セカンドオピニオン | 5,500円 |
レントゲン検査 | 55,000円 |
診断 | 無料 |
マルチブラケット装置(表側矯正) | 880,000円~990,000円 |
リンガルブラケット装置(裏側矯正) | 1,320,000円~1,485,000円 ハーフリンガル、上・下裏側のみの場合も同様の費用です。 |
アンカースクリュー | 55,000円~99,000円 |
マウスピース型矯正装置(インビザライン) | 1,100,000円~1,320,000円 |
処置料 | 4,400円〜5,500円 |
保定料 | 44,000円 |
- 表の金額は税込表記です。
- 治療の難易度に応じて費用が変動するおそれがあります。
- マウスピース型矯正装置完成物は医療機器法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。
- マウスピース矯正では、必要に応じてワイヤー矯正などの装置を併用する場合もあります。
- セカンドオピニオンの初診相談は5,500円(税込)です。
緊急時の処置や経過確認のレントゲンに追加費用はかかりません
星ヶ丘矯正歯科では、矯正治療の料金に装置や備品にかかる費用を含んでいるため、治療中に別途費用が発生することはありません。
また、装置の再作成や緊急時の処置についても治療料金内で対応するため、安心して治療に集中できます。

- 矯正治療中の費用に含まれているもの
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- 治療経過確認のレントゲン検査料
- 転院資料作成料
- 装置の故障による再作成料
- 緊急時の処置料
転院時の返金対応
歯列矯正の期間は、年齢や骨密度、抜歯の有無、歯並びの状態などによって大きく左右され、1ヶ月に1回程度来院した場合、1~3年程度で矯正が完了します。
決して短期間ではないため、歯列矯正の途中で転勤・引越しなどによって通院できなくなるケースがございますが、その場合は未治療分の費用を払い戻した上で、転勤・引越し先近くの矯正歯科をご紹介しますのでご安心ください。

矯正治療例
上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口・しゃくれ)をはじめとして様々な症例を掲載していますので、ご自身に当てはまる歯列がどのように改善したかご参考ください。
