フランスのパリで開催された第5回WSLO(世界舌側矯正学会)へ参加。
2年おきに開催され前回は、大阪で開催されそちらにも参加をした。
その時に認定医(アクティブメンバー)になるための症例発表を見たのだが、
まさか自分が症例発表をすることになるとは思わなかった。
今回、参加をするに当たって折角パリまで行くのだから症例発表をしてみたらと
お世話になっている佐奈先生より言われたので、軽い気持ちでそうですねと返事をしてしまったのが始まり。
症例発表の条件として
上下顎を舌側矯正で治療し、治療前後の歯のレントゲン、顔のレントゲン、歯の模型、写真を添付し診断、治療方針、方法を記載し、治療後の結果、評価までを決められたフォームに英語で記載する。スグに出来ると高をくくっていたら、決められたPDFフォームにロックがかかっており書き込みが出来ない。英語での長文などいくつもの問題点が!
それぞれの問題を少しずつ解決して無事発表できた。
学会初日に3症例のファイルと歯の模型を提示して審査委員にジャッジしてもらった。
翌日には、一般公開され他の先生方もそれらを見ることが出来るようになり自分も他の先生が出されている症例を全て拝見した。やっぱり世界舌側矯正学会、いろんな国からの発表があり私からみてもリンガル矯正がうまいとうなってしまう症例がいくつもあった!
じつは、誰も気づいてくれないのだがファイルの色を
開催国のフランス国旗に見立ててみた(自己満足です)
初フランスなので空いた時間でわずかばかりの観光もしてきた。
もう、どこの写真を撮っても絵になる街。
歩いている外国人の男女ともに様になる。
なんであんなに顔が小さくて足が長いのか!
再び、学会場で佐奈先生の講演を拝聴。
当たり前だが、すべて英語での講演。さすがです。
最終日は、結果発表。
WSLOの認定医(アクティブメンバー)に無事合格!
アクティブメンバーとなることができた。
自分が今まで行ってきた舌側矯正治療を客観的に評価してもらえた事に感謝。
まだ、自分としては舌側矯正治療がもっと上手に治せるようになりたい。
これからも積極的にリンガル矯正の学会、講習会に参加して行きます!