先週よりイタリアのコモ湖で開催されたヨーロッパ舌側矯正歯科学会に参加してきた。去年、パリで開催された世界舌側矯正学会(WSLO)に引き続き2回目のヨーロッパ。
今回もただ行ってきたのではなく、認定医の試験を受けるべく参加だ。
イタリアも初めて行くことに。フィンエアーで名古屋よりヘルシンキ経由約14時間のフライトを経てでミラノ入り。
乗り慣れていない長時間フライトで到着時はヘロヘロ。フライト時間が長い所はやっぱり苦手だ。
認定医試験は、翌朝9時ミラノから電車でコモ湖へ余裕の旅。
のはずが!慣れない場所からの電車で痛恨のミス。
全く違う電車に間違って乗ってしまい迷子に!
再びミラノ中央駅に戻ってくるのに1時間も要するというアタフタぶりを発揮。
11時前には学会場に到着出来るはずだったのに、締め切りギリギリの12時に到着。これで、間に合わなかったら何しに来たのか分からなくなるところ・・・・
大学の仲間6名と一緒に行っていたので、誰かが分かっているだろうという他人まかせな所が原因だ。ただ、このハプニングのおかげでそれ以降は一致団結できた。
コモ湖は、ミラノの北に位置している避暑地。
日本で言うところの箱根に似ていると勝手に思った。
今回は、2症例の症例展示で試験を受けた。
2症例とも治療前、治療後の歯の模型、
治療前後のレントゲン、治療の概要、診断、治療方針、考察などファイル一冊に書き込み。
もちろん英語で書きました。これで審査委員の審査を待ちます。
自分がやって来た治療を第三者機関で公平に審査してもらうのが今回の目的だ。