東海リンガル矯正研究会
先日、名古屋矯正歯科で開催されました、東海リンガル矯正研究会に参加してきました。
日々進化する矯正技術をアップデートするため、定期的に参加している研究会ですが、今回も非常に身の引き締まる内容でした。
ハーフリンガル(上は裏側、下は表側の装置)という審美的な治療技術はもちろんですが、今回の講演で特に深く考えさせられたのが「態癖」というキーワードです。
「態癖」とは、日常生活の中での無意識な癖(頬杖、寝相を噛むなど)のことです。
実は、これらの小さな力が毎日積み重なることで、歯並びや顎の形に大きな影響を与えてしまうことがあります。
私自身、以前からこの態癖については勉強してきましたが、今回の杉本先生のお話を伺いながら、改めてその重要性を再確認しました。
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なぜその歯並びになったのか?
- 治療後の後戻りを防ぐにはどうすべきか?
装置で歯を動かすだけでなく、こうした背景にある原因に目を向けることの重要性を痛感しました。
特に興味深かったのが、「態癖と顎変形症」についての考察です。
骨格的な問題だと思われていたケースでも、実は長年の態癖が深く関与しているという視点は、非常に「なるほど」と納得させられるものでした。 臨床家として、多角的な視点から患者さんを診ることの深さを改めて実感しました。
素晴らしい講演をしてくださった杉本先生、会場を提供してくださった名古屋矯正歯科の皆様、ありがとうございました。
今回学んだ知見を日々の臨床にフィードバックし、ただ歯を並べるだけでなく生活習慣のアドバイスも含めた誠実な治療を続けてまいりたいと思います。
