よくある質問

歯列矯正の開始時期・期間について

矯正を開始するのに最適な時期はいつですか?
歯列矯正の最適な開始時期は顎などの成長度合いによりますが、歯列にお悩みがある場合、小学生〜大学生までの学生時代のなるべく早い段階に完了させることが理想的です。特に中学生・高校生・大学生は、受験や就職活動で3年生から忙しくなり矯正期間中に県外に移り住む可能性もあるため、1年生の段階から歯列矯正を開始することをおすすめします。
ただし、歯列矯正は年齢に関わらずいつでも開始することができるため、気になったタイミングでご相談ください。
歳をとればとるほど矯正期間が長くなりますか?
年齢を重ねるほど歯列が動きづらくなって矯正期間が長引くため、歯並びが気になったらお早めにご相談ください。
矯正はどのくらいの期間行う必要がありますか?
表側矯正や裏側矯正の場合、最短で1年数ヶ月で歯列矯正が完了する場合もあります。歯並びや骨密度、年齢、抜歯・非抜歯の選択にもよりますが、一般的には2〜3年程度とお考えください。
40代以上でも歯列矯正を始めることはできますか?
歯列矯正は何歳でも開始することができます。歯並びが気になったら、10代〜50代まで幅広い年代の患者様の歯列矯正実績を持つ星ヶ丘矯正歯科にお気軽にご相談ください。
矯正器具はどのくらいの期間で完成しますか?
マルチブラケット装置やリンガルブラケット装置、マウスピース型矯正装置などの矯正器具は、いずれも約1ヶ月で完成します。

矯正歯科選びについて

歯並びに関して、相談だけでも受けられますか?
歯列矯正の相談のみを受けることができます。歯列矯正は、必ずしもすべての方に効果があるわけではなく費用も期間も多く発生するため、まずは相談だけという方がほとんどです。
なお、星ヶ丘矯正歯科では、約60分の初診カウンセリングに3,300円(税込)の費用が発生いたします。矯正歯科専門の院長やコーディネーターが一人ひとりの歯並びに向き合ってお悩みを解決するための矯正方法をご提案し、費用以上の価値を提供できるよう努めています。
矯正専門のクリニックと、一般歯科と矯正歯科など複数科を標榜しているクリニックのどちらの方が良いですか?
一般歯科と矯正歯科を複合的に診療できるクリニックは、例えば歯列矯正を受けている最中に虫歯になった場合、同じクリニック内で対応することができるというメリットがあります。
一方、矯正専門のクリニックは、虫歯治療を行う場合他院に紹介する形になりますが、歯列矯正の精度が高く、噛み合わせなどの機能だけでなく審美的な観点から適切な矯正方法を提案してもらえるというメリットがあります。また、矯正専用の機器を用いた緻密な検査を実施した上で精度の高い歯列矯正を行うことができ、矯正期間を短縮するノウハウも持っています。多くの実績を持つ矯正専門のクリニックに任せることで、歯列矯正後の後戻りや矯正不可能といった事態に陥るリスクを下げることにも繋がります。
このように両者ともにメリット・デメリットがあるため、ご自身の考え方に合うクリニックを選択してください。
矯正歯科はどのような基準で選べば良いですか?
歯列矯正は費用や期間を多く要するため、以下のような項目を基準に慎重に判断しましょう。
  • 歯列矯正に関する専門性があるか
  • 日本矯正歯科学会に所属しているか
  • 様々な方法での歯列矯正に対応しているか
  • 歯列矯正専門の機器を備えているか
  • 歯列矯正の症例が豊富にあるか
  • 通うことが苦にならない場所にあるか
  • 医師やスタッフとコミュニケーションが取りやすいか

歯列矯正について

マウスピース型矯正器具のメリット・デメリットは何ですか?
マウスピース型矯正器具は、透明なプラスチックで作られた装置のため従来のブラケットとワイヤーを用いる装置よりも目立ちづらく審美的なメリットがあります。
一方、マウスピース型矯正器具は治療できる症例が少なく、1日22時間以上の装着を患者様が守ることができなければ矯正が完了しなかったり矯正期間が長引くというデメリットがあります
詳細は大人の歯列矯正ページをご確認ください。 大人の歯列矯正
マウスピース型矯正器具では、どんな歯並びでも矯正することができますか?
マウスピース型矯正器具では、矯正できる歯並びが限られているため、マウスピース型矯正器具で歯列矯正を行うことができない場合は、表側矯正や裏側矯正で歯列矯正を行います。
矯正器具を付けたときの見た目が気になる方は、歯の裏側に装置を付ける裏側矯正がおすすめです。
表側矯正(マルチブラケット装置)と裏側矯正(リンガルブラケット装置)の違いは何ですか?
表側矯正は、歯の表面にブラケットやワイヤーの矯正器具を付ける方法で、医師側が調整しやすく精度の高い矯正を行うことができるというメリットがあります。
一方、裏側矯正は、歯の裏側に装置を付けるため、見た目に影響しません。しかし、調整の難易度が上がって医師側の手間や技術料が必要となります。
詳細は大人の歯列矯正ページをご確認ください。 大人の歯列矯正
矯正でE-ラインを整えることはできますか?
鼻の先端とあごの先端を線で結び、唇の位置がその線よりも引っ込んでいる状態を「E-ライン」といい、E-ラインを目標として歯列矯正を行うことができます。写真を撮る機会が増えたことから横顔にお悩みの方からのご相談が増えており、星ヶ丘矯正歯科では理想の横顔を実現するための歯列矯正を多く実施しています。
矯正で口ゴボは改善できますか?
口元が前に突出している状態を「口ゴボ」といい、歯列矯正で改善できる場合があります。歯並びが整っていても口元全体が突出している場合は口ゴボに当てはまり、必要に応じて抜歯して歯列矯正を行うことで口ゴボ改善を提案します。
矯正でガミースマイルは改善できますか?
笑顔の時に歯ぐきが過剰に露出する状態をガミースマイルといい、歯列矯正で歯の位置を調整することによって歯ぐきの露出を最小限に抑える効果が期待できます。なりたい笑顔に合わせて適切な治療プランを提案します。
矯正で受け口は改善できますか?
上の歯が下の歯よりも前に出ている受け口は、反対咬合・下顎前突症とも呼ばれ、ブラケットやワイヤーを活用した表側矯正や裏側矯正を行うことにより、正常な噛み合わせになるよう調整することができます。
矯正後、顔つきに変化はありますか?
歯列矯正を行うことにより、口元の突出感や受け口、顎の梅干しのようなシワ(オトガイ筋)などの状態を改善することができます。顔つきが変化して長年のコンプレックスを解消できる可能性があります。
矯正器具が目立たないように矯正することはできますか?
矯正器具を歯の裏側に装着する裏側矯正により、見えないよう工夫しながら歯列矯正を行うことができます。また、透明な矯正器具を付けるマウスピース矯正も目立たない歯列矯正として挙げられます。審美的な観点やライフスタイルに応じ、適切な方法を提案します。
矯正治療は痛いですか?
矯正器具の調整時には痛みや不快感が強く出る場合があります。痛みが強い場合、表側矯正・裏側矯正であればすぐに調整することができるためご安心ください。
また学生の場合、テスト期間や受験の時期に歯列矯正による痛みが集中力を妨げる可能性があるため、その期間は痛みが出ないよう歯列矯正をストップすることもできます。
上の歯列だけ矯正することはできますか?
歯並びの状態は人それぞれで、一部分のみに問題がある場合は、上の歯列・下の歯列のみ矯正を行います。
矯正できない場合はありますか?
ほとんどの方の歯列矯正を行うことができます。ただし、虫歯や歯周病が進行している場合や、重度の顎の形成異常がある場合など、一部歯列矯正を行うことができないケースがあります。
親知らずがある場合は必ず抜く必要がありますか?
歯列矯正において、親知らずを抜くことは必須ではありません。親知らずが歯列の動きや噛み合わせに悪影響を与える場合、痛みが生じる可能性がある場合、感染症の恐れがある場合など、必要に応じて親知らずを抜歯します。
矯正では歯を抜く必要がありますか?
口腔内に歯の移動スペースが不足している場合は、歯列を改善することができなかったり、矯正期間が長くなるため、抜歯をご提案することがあります。健康な歯を抜くことには抵抗があると思いますが、抜歯によって健康を害することはほとんどないためご安心ください。
また、抜歯により健康状態を損ねる可能性があると判断した場合、無闇に歯を抜くことは一切ありません。
矯正では歯を削る必要がありますか?
歯列矯正では、歯列矯正の見た目の微調整で歯を削る場合があります。例えば、成人の方で歯に被せ物がある場合は左右差が生じることが多いため、天然歯の大きさに合わせるため被せ物の方を削って調整します。
なお、歯の健康上に問題はないためご安心ください。
床矯正を行うことはできますか?
床矯正は、スクリューやバネが入った入れ歯のような装置を歯の裏側につける治療方法で、抜歯なしで歯列矯正を行うことができ、むし歯になりづらいというメリットがあります。しかし、歯を傾けての治療が主の治療方法のため、床矯正のみでは噛み合わせを治すことが難しく、総合的には費用も多く要してしまいます。そのため、星ヶ丘矯正歯科では、不確実性の高い床矯正を行っていません。
差し歯がある場合、矯正を受けることはできますか?
差し歯を行っている方も歯列矯正を行うことができます。
なお、セラミックの差し歯の場合は、一度取り外して仮歯に取り替え、歯列矯正が完了後につけ直していただきます。
虫歯や歯周病がある場合、矯正を受けることはできますか?
虫歯や歯周病がある場合、進行度によっては先に治療を行った上で歯列矯正を開始することをおすすめします。星ヶ丘矯正歯科は矯正専門歯科のため、虫歯治療を優先する場合は一般歯科をご紹介します。
見えない矯正である裏側矯正は、どうして費用が高いのですか?
裏側矯正は、リンガルブラケットという矯正器具を歯の裏側に取り付ける方法で、高い技術力が求められます。技術料として費用が高い分、表側矯正のように目立たず、精度の高い矯正を短期間で行うことができます。
矯正器具をつけて金属アレルギーが出ることはありますか?
矯正器具によって金属アレルギーが発生することは稀ですが、金属アレルギーの方はアレルギー用の矯正器具を使用して対策することができますので、事前にお申し付けください。
矯正器具をつけると発音や食事が行いづらいと聞きますが、どの程度でしょうか?
表側矯正の場合、歯の表面に矯正器具を取り付けることで舌や唇の位置が変わり、歯と歯の間に隙間ができるため、さ行の発音が行いづらくなる場合があります。
食事は、硬い食べ物や粘り気のある食べ物を食べづらいと感じる場合があり、矯正器具に食べ物が引っかかりやすくなるため、適切な口腔ケアに関して歯科衛生士が丁寧にお伝えします。
矯正器具を付けながら楽器を演奏することはできますか?
表側矯正で矯正器具を付ける場合、舌や唇の位置が変わるため、楽器演奏を行いづらくなる場合があります。楽器演奏を行う場合は、舌や唇の位置に影響がほとんどない裏側矯正やマウスピース矯正をおすすめしています。
矯正が終了後、歯列が後戻りすることはありますか?
矯正の終了直後は、歯列が後戻りしやすい状態のため、リテーナーを付けて後戻りしないよう対策を行います。リテーナーを付ける期間は患者様の状態によって異なるため、医師の指示に従ってください。
矯正前の検査ではどのようなことを行いますか?
事前の検査が歯列矯正の精度に関わるため、矯正に特化した機器を使用して以下のような項目を詳細に検査します。
  • 歯列状態・歯周状態の評価
  • 虫歯・歯周病の有無の確認
  • X線検査による骨格・顔の大きさ・歯の根・位置関係の確認
  • E-ラインなど顔の印象の確認

手続き・支払い・その他について

他院から転院することはできますか?
星ヶ丘矯正歯科では、他院から転院される患者様を受け入れています。可能であれば転院資料をご準備いただき、難しければこれまでの歯列矯正の状況や費用などをお伺いした上で、今後の歯列矯正の方針を決めていきます。まずは初診カウンセリングをご予約ください。 予約・お問い合わせ
未成年の場合、保護者の同席が必要ですか?
治療方針や料金を説明する初診カウンセリングにお越しいただく際、未成年の方は保護者の同席をお願いします。実際の歯列矯正を開始した後は保護者の方に同席いただく必要はありません。
転居等で矯正が継続できなくなった場合、残りの治療費は清算してもらえますか?
星ヶ丘矯正歯科で歯列矯正を継続できない場合は、残りの費用を精算します。他院への転院の際には、転院資料を作成し、引越し後も適切な歯列矯正を行い続けることができるようサポートします。
矯正で保険が適用される場合はありますか?
顎変形症(外科的矯正治療)の場合は、治療のすべてに保険が適用され、顎口腔機能診断施設である星ヶ丘矯正で治療することができます。
どのような支払い方法に対応していますか?
支払い方法は、現金・各種クレジットカードに対応しています。デンタルローンを組む場合、1年以内の分割は金利0%で、6〜120回のデンタルローンもお選びいただけます。
マウスピースを紛失した場合はどうすれば良いですか?
マウスピース矯正で使用するマウスピース型矯正装置を紛失した場合は無償でマウスピースをお作りしますのでお申し付けください。
なお、歯列矯正が終了後に付けていただくリテーナー(保定装置)を紛失した場合は、再作成に別途料金が発生するため、取り扱いにはご注意ください。
歯列矯正中に妊娠したらどうなりますか?
歯列矯正が妊娠に影響を与えることはほとんどないため、妊娠中や出産後の授乳中もそのまま続けることができます。
ただし、吐きづわりがある場合は矯正器具を取り付けると吐き気が増したり、ホルモンバランスなどの影響で虫歯や歯周炎を引き起こしやすい場合があるため、状況を見て中断する場合もあります。